ろっこや<振袖>スタイリング:前篇 “ハレの日を自分らしく”

ろっこやの振袖スタイリング3ルック!

成人式、卒業式や式典など・・・。ハレの日を飾る<振袖>をろっこや流にスタイリング


Styling by
ハミルトンヒロコ(以下ろっこ)
伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表

前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける
「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている

ー今回のスタイリングコンセプトは?


ろっこ

クールモダンに”ハレの日を自分らしく”

最近の振袖は、伝統的な古典柄から、モダン柄など多様化していますが、華やかで可愛らしいものが主流。
でも、お洋服やヘアメイクの好みは十人十色。ということは、振袖をクールに、オトナっぽく”自分らしく”着たい!というお嬢さんもきっと多いはず。

上品なピンク、モダンな付け下げ柄、クールな色無地・・・
帯結び、ヘアメイクや小物も含めたこだわりを是非チェックしてください♪
モデルを務めてくれたのは、アンティークきものや珠玉の現代きものを扱う人気のショップ「雅星本店」のリンちゃん
まさに凛とした着こなしを魅せてくれました!

ROCCOYA Style 01 – Baby Taj<ベイビータージ>


ろっこ

上品で可愛らしいピンクを、甘くなり過ぎない”ブラック”でひきしめて

銀河のように流れるアラベスクのグラデーションが美しい、エキゾチックなピンクの振袖
ふっくらと淡い色の半衿、帯、帯揚げで淡く優しい色合わせにしつつも、伊達衿、帯締め、草履にブラックをあわせてぐっとひきしめて

帯結びは、ヒダをたっぷりとってふわりと可愛らしく。モダンなダイヤ柄の兵児帯とゴールドのしごき兵児帯を2本つかって華やかに
半衿は 上品かつ可愛らしいアイテムが豊富なTSUBAKIANさんのチュールアラベスクを使用

ヘアスタイルは、シンプルな一つ結びにお花のワイヤーを巻き付けて。
丸みのある可愛らしい花々の蔦が美しい黒髪を飾り、まるで絵本に出てくるお姫様のようなロマンティックな印象に

メイクは、イメージだけお伝えしてリンちゃん本人にお任せ。目元は凛としてクールに、
白雪姫みたいに真っ白な肌に映えるピンクのリップで愛らしく

振袖:Baby Taj<ベイビータージ>
兵児帯:Dia<ダイア>ベージュ
しごき兵児帯:木目 ゴールド
草履:エナメル四段重ね:オニキス
半衿:チュールアラベスク ※TSUBAKIANさんの半衿/ろっこやでのお取り扱いはありません
その他小物:スタイリスト私物

ろっこやオリジナルデザインの振袖<ベイビータージ>
柔らかいペールライラックのグラデーションに宝石のような色合いの差し色が華やかさと繊細さを演出

兵児帯やしごき兵児帯をあわせてカジュアルに可愛らしく、正絹の丸帯や袋帯をあわせれば厳かな印象になります

ベイビータージとは、インドの有名なタージマハルの元となった建物の名前
白大理石の壁にアラベスク文様 紅玉、碧玉、ラピスラズリ、オニキス、トパーズなどの宝石がちりばめられた、
豪華なムガル建築のレリーフや彫刻の繊細さはタージマハルを凌駕する美しさ
その文様から着想を得て絵羽模様にデザインしました
荘厳ながら、ところどころに散りばめられた丸いモチーフには可愛らしさもあります

ROCCOYA Style 02 – Ascension<アセンション>night


ろっこ

現在進行形のクラシカルモダン・差し色で女性らしさをプラス

深い闇夜を植物たちが生長し昇っていくデザイン・緑と黒のぼかしがモダンな振袖

帯、帯揚げ、帯締めを黒系でスタイリッシュにまとめて、半衿、足袋はあえてシンプルに真っ白に、メリハリをつけて
足元には、ゴージャスな蒔絵が施された畳表のこっぽり下駄で、クラシカル×モダンを融合

帯結びは、文庫結びアレンジでシンプルに、質感を魅せて。黒×銀の博多帯としごき兵児帯をからませて
帯揚げ、帯締めはふっくらとした古典的な絞りと丸ぐけですが、色が黒なのでクールモダンな印象に

ヘアスタイルは、前髪を揃えた黒髪ボブ。あえて髪飾りはつけていません
ショートカットの襟足に、白い首がすっと映える、丸く抜いた衣紋。これ以上装飾する必要があろうか、否、と。
若いお嬢さんはもうその存在がお花のように瑞々しく華やかなので、ここではシンプルに潔く

メイクは、涼し気な目元に、鮮やかな赤紅色のリップで印象的に
全体的にマニッシュなカラーのスタイリングですが、ポイントに赤を差すと、ぐっと色っぽく♪

振袖:Ascension<アセンション>night
博多帯:ADEL<アデル>黒×銀
しごき兵児帯:木目 ブラック
その他小物:スタイリスト私物

ろっこやオリジナルデザインの振袖<アセンション>
ポピー、アンスリウム、ユーカリの四季の植物のシルエットを象徴的に描いた振袖

地紋には銀糸が織り込まれ、上品な風合いを演出。黒、灰色がかった深緑の暈しの中に鮮やかなマゼンタの差し色が映えます

Ascension<アセンション> ・・・ 上昇/昇天
生い茂る草花が天に向かって上昇。”これからの人生をさらに上昇させていく” との願いも込められています

描かれたモチーフの花々の中には、毒を有するものも。また、使い方によっては薬にもなります
両極端な特徴はミステリアスな魅力を内包し、纏う人の美しさをひきたてます


色違いの<bright>もございます♪

ROCCOYA Style 03 – Chitraka<チートラッカ>プラム


ろっこ

クールなアーバンスタイル ドレスのようにヒョウ柄を纏って

艶感のあるヒョウ柄地紋に、ろっこやこだわりのオリジナルカラー”プラム”に染めた大人気シリーズ<チートラッカ>の振袖

光と陰影の質感で魅せる、都会的・最先端の色無地スタイル!
帯、半衿、帯締め、帯揚げは「黒、紫、金、銀」カラーで煌びやかに。アンティークのビーズバッグをあわせてドレスライクなレディに

正絹の綸子のように柔らかな生地なので、お袖に美しい陰影のドレープが生まれます

帯結びは、ゴージャスな立て矢アレンジ。黒×銀の博多帯としごき兵児帯をからませて
金糸の眩い極太帯締めを2本使いで帯周りを華やかに
半衿、足袋ともに”黒”でクールに攻めて

ヘアスタイルは、すっきりポニーテール。こちらも髪飾りなしでクールに恰好良く!

陰影のあるメリハリメイクに、リップはオトナのボルドー
強く美しく芯のある、クールな女性像を描きます

振袖:Chitraka<チートラッカ>プラム
博多帯:ADEL<アデル>黒×銀
しごき兵児帯:牡丹 金紫
刺繍半衿:フューシャピンク
足袋:黒繻子
その他小物:スタイリスト私物

赤みのある、こっくりと深い艶が美しいプラムの色無地振袖

理想の色を求め、ろっこや監修で一から染め、何度も試染を経て、上品な艶のカラーが完成。
光の当たり具合で絶妙に色味がかわってみえます

ドレスを纏うように、身体に沿い、しなやか。
どんな色でもコーディネートしやすく、同系色でまとめたり、ビビットな差し色を加えたり、楽しみ方は無限大です


ブラック、シェルの色違いもございます♪

※結婚式参列や式典など、お相手がいるお席では「ヒョウ柄」はカジュアル、と考える方もいらっしゃいます。
洋服でも、結婚式参列のドレスに動物柄は避ける、という考えと同じと捉えて、「自分のための装い」か、「お相手を敬う装い」かで、ご考慮くださいませ。
TPOについて、詳しくは次回の後篇にて触れます!

ー”振袖”も、時代と共に多様化して進化・選択肢が広がっていくんですね


ろっこ

伝統的な手法で作られた正絹の振袖も本当に素敵ですし、煌びやかな髪飾りや可愛らしいモチーフにもウットリします。
ただ、私が成人式を迎えたころは、選択肢がとても狭くて、「可愛い」はあっても「格好良い」は多くありませんでした

伝統的なもの、モダンなもの、それをミックスさせることも、若いお嬢さんが「これが着たい!」と思える選択肢を広げていくことができれば幸いです。

一般的に、振袖には袋帯や丸帯をあわせますが、ろっこやでは洗える振袖には華やかな兵児帯やしごき兵児帯などをあわせることも提案しています。軽くて柔らかく、華やかな帯結びアレンジもできて万能。もちろん質感やきものとの相性、柄などで変わってきますので、次回、振袖コラム後篇では、「新しい振袖スタイルの提案」について、ゲストに雅星本店のナツコさん、リンちゃんを交えて語りたいと思います!

ー振袖コラム、後篇では母娘スタイリングやゲストを交えた対談もあり!どうぞお楽しみに♪


「雅星本店」の店主・ナツコさんにもモデルをお願いして、色違いリンクコーデ♪

ろっこや

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