守ること、進めること。
──KIMONO ROCCOYAの未来とこれから
いま、何が動き始めているのかKIMONO ROCCOYA(きもの
ろっこや)の動向について、不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。既存のお客様、そしてROCCOYAを気にかけてくださっている方々を代表し、現オーナーの池之内進さんと、元オーナーで現在はデザイナーとして関わっておられるハミルトン
ヒロコさんに、KIMONO ROCCOYAの現在とこれからについてお話を伺いました。
全3回にわたり、新体制となった KIMONO ROCCOYA の現在地と目指すところを明らかにしていきます。
- 第1回:変わったこと、変わらないこと。 ──KIMONO ROCCOYAの現在と新体制
- 第2回:知ったこと、惹かれたこと。 ──KIMONO ROCCOYAとの出会いと決意
- 第3回:守ること、進めること。 ──KIMONO ROCCOYAの未来とこれから
第3回:守ること、進めること。
──KIMONO ROCCOYAの未来とこれから
第1回では現在の体制について、 第2回では運営を担う株式会社Frontier Gate Technologiesの思いをお伝えしました。最終回となる第3回では、 KIMONO ROCCOYAがこれからどのように歩んでいくのか。 現オーナーの池之内 進さんと、デザイナーのハミルトン ヒロコさんにお聞きします。
Q. これからのROCCOYAの今後の活動について、お話いただける範囲でお願いします。
いまはまだ、大きく広げる段階ではなく、土台を整える時期だと思っています。
そんな中で、現在、KIMONO ROCCOYA(きもの ろっこや)では大きく三つの取り組みを進めています。
1つ目がWEBサイトのリニューアル。 ブランドとして何を大切にしているのか、どんな背景でものづくりが行われているのかを、より分かりやすく伝えられるよう刷新を図っています。
また、継続的に、呉服を身近に感じて頂けるようなコンテンツを随時追加して行ければと考えています。
2つ目はECサイトのリニューアルです。 SNSでの発信などを通じてKIMONO ROCCOYAに興味を持って頂いた方々が、
簡単に目当てのデザインの着物にたどりつけるようページ構成や導線を再設計しています。また、安心して商品を選んでいただけるようプラットフォームも刷新予定です。
そして3つ目が新作の発表です。 体制が変わった今も留まることなく、呉服ブランドとして活動を続けていることを、形としてお届けしていきたいと考えています。
Q. 新作については、どのような考え方で進めていくのでしょうか?
KIMONO ROCCOYAがこれまで築いてきた世界観を尊重することが前提です。
デザインについては、これまでと同様にヒロコさんの考えを大切にしています。
KIMONO ROCCOYAは最初から「ブランドをつくろう」と思って始めたわけではありません。
私は着物好きの1人として、自分が着たい着物をつくっていただけです。
古典的なものには、すでに素敵なものがたくさんあります。
だから、同じことを私がやる必要はないと思いました。
それよりも「私らしいもの」、
まだ見たことのないデザインをブランドとして発信することの方が意味があると感じたのです。
着物は伝統を背負って着るもの、という印象を持たれることも多いですが、
必ずしもそうでなくてもいいと思っています。
ファッションとして気軽に楽しんだり、
自分の魅力や個性の一つとして選んでもらえたらいい。
まずは「好き」と思うところから入ってもらえたら。
そこから文化に興味を持つ人が増えていけばいいと、思っています。
今回の新作も、そういった当初の思いはそのままにデザインしました。
Q. KIMONO ROCCOYAを愛してくださる方にメッセージをお願いします。
ブランドは人のものでも会社のものでもなく、長く好きでいてくださる方々との関係の中で成り立っているものだと思っています。
当社に運営が移り、暗中模索の中、眼の前のことだけに必死で、ちゃんとご説明差し上げるタイミングを見失ってしまったまま今に至り、様々ご心配をおかけしてしまったこと、
大変心苦しく思っています。また、そのことで、ROCCOYAが「変わった」と感じている方もいらっしゃるかと思います。
これまでにお話させて頂いた通り、私たちは当初よりKIMONO ROCCOYAの世界観を守りたい一心で進んできました。
紆余曲折はありましたが、
これまでと変わらないKIMONO ROCCOYAを続けていく、そのための形がようやく見え始めたというのが正直なところです。
ですので、これから先、私たちが運営するKIMONO ROCCOYAがどう広がっていくのか、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
インタビューを終えて
インタビュー中、池之内さんが着ていた着物は、男性では珍しいレース素材。
この着物が池之内さんを突き動かした原動力になった、というのも納得できる美しいデザインです。そして驚くほど軽い。
池之内さんはこの着物を着て、岐阜県で400年以上続く伝統的な盆踊り「郡上踊り」に参加したそうです。
「郡上祭りには4日間夜通し踊る『徹夜祭り』があります。そのときこの着物を着ました。祭りの最中でも振り返って私の着物を見ている方、『すてきですね』声をかけられたりと今までにない経験をしました」。
KIMONO
ROCCOYAを委ねられてから、池之内さんは「着物屋らしく渋谷の街中でも着物を着て歩いたことがある」といいます。
大好きな着物を何より自分が楽しみ、「着物」という日本文化の魅力をもっともっと広めたい。
池之内さんからはそんなわくわくした気持ちが伝わってきました。
「ここまで情熱だけで突っ走ってきた」
と話す池之内さん。
着物の世界はいままで経験したことのない領域に踏み込まなくてはならないことも多く、つまづくことがあるかもしれません。
でもKIMONO
ROCCOYAへの愛情と、みなさまの期待に応えていきたいという強い思いで、KIMONO ROCCOYAを盛り立ててくれると感じました。
KIMONO ROCCOYAを愛するみなさまもぜひ一緒に盛り立ててくださったら、もっと素敵なブランドに育っていくに違いありません。
お問い合わせについて
現在、KIMONO ROCCOYAの運営・経営は株式会社Frontier Gate Technologies
が担っています。
WEBショップ、ブランドページ、展示会、取引に関するお問い合わせは、株式会社Frontier Gate Technologies宛にお願いいたします。
ヒロコ個人への直接のお問い合わせではなく、公式窓口をご利用ください。


