伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド<ろっこや> 代表・ハミルトンヒロコの、”きもの”との出会いからブランドの立ち上げ、そして描く未来をインタビュー! ハミルトンヒロコ(以下ろっこ)株式会社ハミルトン 代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーに、職人の伝統的な手法からデジタル捺染まで、様々なアプローチできものや帯を制作 第一章 ”きもの”との出会い ー”きもの”を始めるきっかけを教えて下さい きっかけは、カナダでの結婚式 20代が終わる頃まで、きものに特に興味がありませんでした。 お祭りのときに浴衣を着たり、成人式で振袖を着せてもらうくらい。 きっかけは、2007年、カナダでの自分の結婚式。 自国の民族衣装を着よう、ということで、 アイルランド系カナダ人の夫はキルトを、日本人の私は振袖を用意しました。 着付けができる叔母に全てお任せする予定だったのですが、式直前に急に来られなくなってしまって、大慌て。 カナダの日本大使館に問い合わせ、運よく現地で着付けができる人が見つかり、無事に式をあげることができました。 披露宴では、きものを初めて見る人がほとんどで、とても喜んでくれました。「振袖にしてよかった!」と、嬉しくて誇らしい気持ちに。 でも、「この模様の名前は?どんな意味があるの?」「どうして袖が長いの?この素材はなに?」など、沢山の質問をうけても、何も答えることができませんでした。 着付けができる人を必死に探していた時には、「なぜ自国の民族衣装を自分で着ることができないの?」とも聞かれました。 その時はじめて、自分の国の衣装のことを何も知らなかったこと恥ずかしく思い、結婚式の最中に「きものを勉強して、プロになる」と決心しました。 第二章  目指すなら「プロ」 ー趣味ではなく、最初から「プロ」を目指したのはどうしてですか? きものができる工程に魅せられて 私は元々美容師なので、ヘアメイクと着付けの両方ができると、仕事の幅も広がるし、「どうせ学ぶなら徹底的に」と思ったんです。 最初は、「きもの屋」ではなく「着付けのプロ」を目指しました。着付け学院に通って自装、他装を学び、講師育成コースに進み、看板をもらって着付け師、着付け講師として働くようになりました。 きものの着方、着せ方はわかった。次は構造を理解しようと、和裁を習いました。 和裁を習い始めると、自分が仕立てている反物の染め方や織り方、産地のことなど気になって気になって・・・ 気付けば、すっかり”きもの”の魅力にとりつかれていました。 第三章  ブランド立ち上げ ー「着付け」というきものの仕事に関わって、そこからブランドの立ち上げまでにはどういうストーリーが? 世界中の色と技術を求めて 当時、よく海外旅行に出かけていました。 海外のデザインはエキゾチックで極彩色のものも多く、華やか。 現地のマーケットに出かけ、民族衣装やファブリックを手にとっては「これ、帯にしたらカッコいいのでは・・・」「この柄あわせで羽織を・・・」と妄想が膨らみます。 インドにて 絞り染めの豪華なサリー生地に囲まれて マレーシアの手描きバティック・鮮やかな色展開にニヤニヤが止まらない 「海外の生地を使った和服」はあまり見たことがなかったし、これは、ビジネスとして成立するのでは。と。 そこから、培った知識や技術全てをいかせる「きものブランド」を始めようと、一念発起。 ブランド名は、私のニックネーム「ろっこ」のお店だから<ろっこや> そうして2012年、海外ファブリックをつかったきものや帯、小物を販売するwebshopをオープンしました。 最初の数か月は売上0。 パソコンやSNSにも疎かったので、あーでもない、こーでもないと一生懸命アップしたアイテムがはじめて売れた時は、大喜びでした。 韓国のかんざしやリボンでつくった鼻緒、アフリカやマレーシアのバティック、タイシルクで作ったきものや帯 自分が素敵だと思うものが、どなたかの目に触れて、気に入ってもらえる。今まで感じたことのない、新たな喜びです。 インドサリー用の生地で仕立てた単衣きもの。和裁で得た知識を生かして柄出しにも拘りを そのうち、あるものを買って作るだけではなく、本当に自分好みのものを作りたい!と、職人にオーダーをするように。 これは、マレーシアの手描きバティック。 現地の職人にお願いして、一から描いてもらっています。 そうしているうちに、百貨店の催事やイベントのお誘いなどをいただくようになり、きものに関わる人たちとの交流も増えました。 海外の生地も素敵だけれど、日本の伝統技術でも作ってみたい・・・ そうして、最初に完成したのが、帯揚げ<ホライゾン> 職人の染めと手描きのライン。片方を無地、片方にラインを入れることで、何パターンも見せることができるように。 (一番右はホライゾンの手描きラインを裾に施した<加寿上げ>) 次に、ニューヨークで買い付けたファブリックを日本の職人の手で三枚の型におこし、復刻した<レインフォレスト>名古屋帯、綿麻片身替わりなど展開 エキゾチックなアラベスク文様を織り出した京都の正絹丹後縮緬<アシュラフ> 福岡の伝統工芸品、博多織の帯<アデル> 上記はほんの一例ですが、日本の伝統的な職人さんたちの協力を得て、ろっこやの商品が充実していきました。 第四章  伝統と革新 ー洗えるきものや兵児帯のイメージが印象的でしたが、当初は正絹が中心だったんですね 素材や手法の違いを楽しむ 実は私、数年前まで化繊のきものを着たことがありませんでした。 「きもの=正絹」だと思い込んでいたし、化繊のきものはテカテカしてぶ厚い、静電気がすごい、プリントが安っぽい、という印象。 自分が着ないものは売れない、ということで、正絹や綿、麻など天然繊維のみを扱っていました。 でも、ある時、「最近のポリは良いですよ」と見せてもらって。触り心地も、プリントも、思っていたよりずっと高品質なんです。 それで、試しに着てみたら、あれ、思ったより着心地も悪くないぞ。と。 暑い時期にぱっと洗えてシワになりにくいので、夏は特にいいなと。ゆかたは真夏のイメージだけど、ポリの夏物は単衣として衿付きでも着られるし、着用シーズンも長い。 なにより、正絹に比べてリーズナブル。現代の技術の賜物である化繊、その素晴らしい進化に感動しました。 最新技術の賜物で、グラデーションも美しく表現 そして、兵児帯。浴衣向けのひらひらした可愛いデザインのものは多かったけど、オトナが締められるデザインのものが少なかった。 そこで、海外で仕入れたファブリックなどで作ってみたら、軽くて楽、カッコいい! 様々な帯結びを楽しんで。芯がないので2枚使っても軽やか お太鼓結びで袋帯のような印象に 兵児帯を2本使いってボリュームのある華やかな着姿に 付け下げや訪問着にあわせることもしばしば。見劣りしないでしょ? (※注)結婚式や式典などのお相手がいる席では、兵児帯ではなくTPOにあわせて袋帯をあわせるなど、ご考慮ください 視野を狭めず、興味あるものには飛びついてみるべき!と考えを改め、ろっこやでもポリエステルきものを導入することを決めました。 ちなみに、インタビュー時に着ていたきものも、夏のポリエステル訪問着 第五章  オリジナルデザインへの挑戦 インクジェットプリンタの導入 色々調べてみたところ、布に施す「デジタルインクジェットプリント」を取り扱う会社を知り、さっそく問い合わせて見学にいきました。 デジタルプリントは、化繊だけでなく、正絹や綿など、あらゆる生地に対応していて、本当に品質が良い! これは試してみたい!とわくわくしました ー今までは職人にお願いしていた工程が、デジタルだと全く違ったのでは? そうなんです。いざ「導入しよう!」と思っても、ノウハウがわからない。 今までオリジナルといえば、職人にお願いして型を起こしてもらったり、手描きしてもらったり。 デジタルプリントは、「解像度」や「生地にあわせたカラー設定」など、今までの工程とは全く違う、コンピューターを駆使した作業になります。 どうしようかな・・・と困っていた時、ふと隣をみると、主人のロバートが鼻歌を歌いながらパソコンをいじっていました。 「あれ、そういえばこの人美大を出たって言ってた気がする・・・」 思い起こせば、アイリッシュダンスの衣装デザインをしたり、毎年の年賀状はオリジナルで作成していて、「うまいもんだな~」と思っていました。 ロバートの年賀状デザイン これは、もしかして・・・?と思い、「ユー、デザインしてみる?」とスカウトしたのが、ろっこやの「デジタルデザイン」のはじまりです。 せっかく作るなら、遊び心を!ということで、 ガスマスクやフラスコなど毒々しいモチーフを、一見するとダマスク柄に見えるようにデザインした<mythology>が完成 スタイルアップして見えるように拘って柄を配置 デジタルデザイン、できるじゃん。ということで、気が付いたら、デジタルプリンターを自社で購入していました(笑) 欲しい、と思ったら止まらない性分なので・・・ 大型プリンターを運び込むのは引っ越し作業なみ! それからは、私がアイディアを出して、ロバートにカタチにしてもらう、という作業で精力的に制作。 デジタルプリントで制作されたきものたち。振袖から浴衣まで全てオリジナルデザイン デザインのアイディアは、様々。 世界中を旅してみてきた自然や建築物、色使いからインスピレーションを得たり お互いのルーツの国の伝統文様を融合させたり。このきもの<Deep Bliss>に描かれているのは、日本の伝統文様(麻の葉・青海波・雲)にアイルランドの伝統文様(ケルティック)そして脳内幸福物質セロトニン。一見古典的だけれど、よく見るとスパイスが効いている。こういうコンセプト、大好物です(笑) ポリエステルだけではなく、正絹にもデジタルプリントを活用 <Baby Taj>シリーズ。紋紗の地紋とプリントの重なりで重厚感が増し、深みのある表現に 商品名にもなっている<Baby Taj>は、インドで魅了されたムガル建築の建物。そのモチーフから着想を得てデザイン。 実際のベイビータージ。タージマハルの元となったといわれる建物で、豪華なレリーフや彫刻の繊細さはタージマハルを凌駕する美しさ (左)ベイビータージの前で談笑する人々。ファッションの色合わせが美しい!(右)色味を変えて、モチーフが流線形に流れるように配置した振袖 ロバートは自らデザインを作ってプレゼンしてくることもあります。 「絵としてはよくてもダメ。着るものだから」と却下したり、「これはいいじゃん!」と採用したり。 ロバートがプレゼンしてきたデザイン<ランタン>。日本の琳派や浮世絵などの構図から着想を得て 正絹唐草文様の地紋にタコの名古屋帯日本的な要素×西洋風の油絵タッチで表現 <ろっこや>のきものは、着る人の個性に沿うものでありたい、ということから、上品にも、クールにも着こなせるような「幅」のあるものを意識してデザインしています。 もちろんデジタルプリントだけではなく、職人の伝統技術の賜物であるきものや帯、ゆかたも作りつづけます。 「どちらが良い」ではなく、「どちらも良い」!是非、ろっこやのきものを見て、触れて、それぞれの良さを体感していただきたいと思います。 ★オリジナルデザインのポートフォリオ一覧はこちらよりご覧いただけます 第六章  スタイリングで魅せる ー和洋ミックスや、ゴージャスなスタイリング写真がSNSで話題になっていますね 様々な人との出会い ここ数年は、モデル撮影にも力をいれています。 TSUBAKIAN モリタマミさんにモデルをお願いして、ろっこやのきものを<ろっこやスタイリング>と<TSUBAKIANスタイリング>で撮影する企画。 同じモデルでも、ヘアメイク、スタイリングで印象が随分変わるでしょう? 振袖の写真は、親子リンクコーデで アンティーク・リサイクルきもの「雅星本店」のリンちゃんとなつこさんにモデルをお願いしました。 こちらは、メンズ撮影 ろっこやのきものはメンズでも誂えられるのですが、「メンズきものができると知らなかった」と言われることも多くて。 メンズの撮影もしなきゃな、、とふと隣を見ると、主人のロバートが鼻歌を歌いながらコーヒーを入れていて・・・ 「ユー、モデルやってみようか」と。 正統派から洋装ミックスも織り交ぜてスタイリング ―デザイン、モデル両方をロバートさんが勤めているんですね! いやほんと、便利 頼もしいです。 お陰様で、最近は男性のお客様や、成人式をひかえたお嬢様、ろっこやをSNSで知ってくださった方にも多くご来店いただきます。 「やっている」ことを「知ってもらう」には、やっぱりビジュアルで見せることが大事なのだな、と痛感しました。 モデルをお願いしているのは、メンズ以外は一緒にイベントを開催したり、お世話になっているブランドの方々。アイテムの特色やアプローチは様々ですが、お客様が「なりたい着姿」へのお手伝いをしたい、という軸が一緒なので、いつも刺激をいただいています。 選択肢は多いほうが楽しい。いろいろなブランドやショップが盛り上がって、より活性化していくのだと思っています モデル撮影のスタイリングコラムはこちらから 第七章  「映え」から「好き」へ。間口を広げたい ー最近ではinstagramなどをきかっけに<ろっこや>を知る人が多いんだとか 「なんかカッコいい」「着てみたい」ときものに興味をもってもらえると嬉しい いろいろなスタイリングを発信して、もとからきものを着ている方はもちろん、「なんかカッコいい」「着てみたい」と、きものを着たことのなかった方に、きっかけを作ることができれば、という思いがあります。 例えば、SNSで「映える」から入って、気づいたら「好き」になってたら嬉しい。 振袖や成人式、卒業式、特別な時はもちろん、ちょっとお出かけするときに「きもの」が選択肢として追加されるようになったらいいなと。 私自身が若いころ、教えてほしかったことでもあるというか・・・ 「和の伝統文化」であることは前提として、「ファッション」として、興味をもっていただけるよう 「きものを好きなように着る」コンセプトで、世界中のきものユーザーが集うパーティも主催しています。 自由な着こなしを楽しむパーティ。ドラァグクイーンをMCに、豪華なダンスショーなどエンターテイメントも充実 定期的に開催している催事やショップには、お客様との接点を大切にしたいので、私も店頭に立つようにしています。 2020年現在はコロナ禍ですので、今後しばらくはパーティや大勢の人が集まる講習会などはできませんが、またいつか・・・! 催事は安全に配慮しつつ開催しておりますので、きもののこと、スタイリング、自分にあった寸法のことなど・・・ぜひご相談ください♪ 最終章  思い描く未来のカタチ ーこれから計画していることや、展望をきかせてください 発信・吸収・発展 近々、きものレンタルを始めようと思っています。 振袖から小袖、ゆかたまで。全身ろっこやのきもので思いっきりおめかししてほしい♪ これも手探りなのですが、まずは年内オープンを目指して準備しています。どうぞお楽しみに♪ そして、ショールームを作りたい。購入もレンタルもできるような場所です。 現在の店舗は普段は事務所、ショップとしては月末オープンのみで、あとは予約制になっています。 普段から気軽に来られて、遠方の方には画面越しにショールームの中を見学できて、スタッフがいつでも対応できるようにしたり・・・夢はつきません。 あと、ゆくゆくは、自分は庭で犬をなでながらデザインや商品のことだけに集中できるように、事務的なことは任せられるような人材を育てていきたいですね。 いろいろな可能性を、これからも発信していきたいし、吸収して発展していきたい。 そんなろっこやを、これからもよろしくお願いいたします♪ 取材時:2020/8 ろっこや Official HP / Webshop / instagram / twitter / YouTube / facebook ...

ー前篇では、振袖3ルックのスタイリングのポイントやテーマについてお伺いしました ▲前編のコラムを読む ー後篇では、母娘リンクコーデ!振袖モデルのリンちゃんのお母さま、なつこさんにもモデルをお願いしました♪ 振袖のお嬢さまと同じデザイン、色違いのきものをまとったお母さまのスタイリングポイントや、 振袖にまつわる基本ルール、新しい提案など、モデルをつとめてくださった「雅星本店」のなつこさん、リンちゃんをゲストに対談形式でお届けいたします♪ Styling byハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている 雅星本店斉藤 なつこ・斉藤リン(以下なつこ・リン) アンティークから現代ものまで幅広く取り扱うきものセレクトショップ<雅星本店> 幅広いジャンルの中から、店主・斉藤なつこの直感に正直な品揃えがあらゆる年代の人気を博する。 ー振袖と同デザイン・色違いの小袖で母娘リンクコーデ!お揃いスタイリングのポイントは? ろっこ 全体を通して、お母さまのスタイリング、着付けは、きっちりと 振袖のお嬢さまが「主役」なので、お母さまは「主張しすぎないけれど麗しい」ラインを意識しています! ROCCOYA Style 01 - Baby Taj<ベイビータージ> ろっこ 母娘スタイリングイメージは<エレガント> お嬢さまは可憐なピンク、お母さまは落ち着いたブルーの<Baby Taj> 上品かつ、姉妹のような仲良し親子をイメージしてスタイリングしました♪ なつこ 撮影前は、ピンクを着たリンが想像できなくて、「どうなるんじゃろ~」と思っていて。 普段、洋装でも和装でも、クール系が多いもので・・・ でも、当日、BabyTaj振袖に身を包んだ姿をみて、思わず「か、可愛い~~~!」と感動しました トーンを抑えた上品なピンクに、伊達衿や帯締めなどは黒をあわせているから、 可愛くなりすぎず、彼女の個性に馴染んだんだなと思います ろっこ なつこさんが完全に「ママの顔」になっていたもんね(笑)私も親戚のおばさんになった気分で「かわいい!!」ってデレデレしちゃいました(笑) リン 私も、普段の自分じゃないみたいで気恥ずかしかったんだけれど、 撮影の時、ろっこさんに「もっと生意気に!」「あごをあげて!」とリクエストを受けて(笑)それで、自分らしさを出せたんじゃないかな 写真を撮るときに、「笑って」と言われるのが苦手なので、今回の撮影は本当にやりやすかった! ろっこ リンちゃんひとりの撮影の時には「凛として、毅然とした」表情を求めたけれど、 親子ショットでは愛情あふれる自然な表情も撮りたくて。お2人のはにかんだ表情がとても素敵で!終始ニヤニヤしていました♪ ーお母さま、なつこさんのスタイリング詳細を教えてください ★BabyTaj振袖スタイリング詳細は前編をご覧ください ろっこ 色を青、紫に統一、白半衿ですっきり上品に 青のグラデーションが麗しい正絹訪問着に、青の博多八寸帯をあわせてドレスライクに。帯締め、帯揚げに紫をもってくることで、メリハリがうまれます メイクはイメージを伝えてなつこさんご本人におまかせ。リップはオトナの赤 ヘアは、下目の大きめシニヨンに アンティークパールの簪を品よく飾って ろっこ 帯はお太鼓結びですっきりスタンダードに 衣紋は抜きすぎず、シニヨンとのバランスをみて控えめに 足元は、礼装にも履ける畳表草履。ぐっと重厚感が増します きもの:Baby Taj<ベイビータージ>ブルー 八寸博多帯:ADEL<アデル>アオ 帯揚げ:銀糸織り込み 波染分け:紫濃淡 草履:畳 野崎表・三の七 その他小物:スタイリスト私物 ろっこやオリジナルデザイン訪問着<ベイビータージ>ブルー 正絹紋紗の地紋の上に、彩り豊かなアラベスクが重なり宝石のような艶と深みが増します ベイビータージとは、インドの有名なタージマハルの元となった建物の名前 白大理石の壁にアラベスク文様 紅玉、碧玉、ラピスラズリ、オニキス、トパーズなどの宝石がちりばめられた、 豪華なムガル建築のレリーフや彫刻の繊細さはタージマハルを凌駕する美しさ その文様から着想を得て絵羽模様にデザインしました荘厳ながら、ところどころに散りばめられた丸いモチーフには可愛らしさもあります ROCCOYA Style 02 - Ascension<アセンション> ろっこ 母娘スタイリングイメージは<クラシカル~華麗なる一族~> きものはAscension<アセンション> 闇夜をイメージしたnightに、朝陽をイメージしたbrightの色違い 何代も続く由緒正しき華麗な一族をイメージして、クラシカルモダンにスタイリングしました♪ なつこ 柔らかい色、ハイソなイメージを自分が表現できるのか不安がありましたが、ヘアメイク、着付けでイメージはよせられるんだなと!嬉しい発見。 ろっこ 昭和の着物雑誌にあるような、「佳きお母さま」の着付けを意識して、補正しっかり、帯位置低め、髪は盛りすぎず上品に。 なつこさん、華麗よ!架空の一族の歴史が見える! リン 前髪ぱっつん黒髪ボブ、クラシカルなイメージは新鮮な挑戦でした かっこいい配色だけど、差し色と、丸みのある髪型で柔らかくなって、華麗な一族になれたかな(笑) ろっこ このリンちゃんは、幼稚舎から私立一貫だから!(※妄想) ーお母さま、なつこさんのスタイリング詳細を教えてください ★<アセンション>振袖スタイリング詳細は前編をご覧ください ろっこ 柔らかい淡い色合わせで控えめだけれど華のあるスタイル 朝陽にむかって植物たちが生長し、上昇していくデザインのきもの 柄付けがすべて上をむいている一方付け下げは、カジュアルシーンからセミフォーマルまで活躍します 柔らかい色のぼかしに、帯、半衿、帯揚げ、帯締めすべて淡い色で統一 上品で、控えめだけれど、帯留めのパールの眩さと、足元は黒のエナメルで全体の印象をひきしめて、華のある印象に リップはオレンジベージュ ヘアは、大きさをあまり出さず、きちんとまとめて清潔感を ろっこ 帯は二重太鼓でセミフォーマルな印象に この帯、袋帯に見えるけれど、なんと兵児帯なんです! 艶感とジャガード織りの質感がある兵児帯は、こんな風にきちんと感のある装いにもマッチします。 衣紋は首が長く美しく見えるバランスをみて少し大きめに抜いています きもの:Ascension<アセンション> bright 兵児帯:グラース ベージュ 刺繍半衿:エクリュベージュ 草履:エナメル四段重ね:オニキス その他小物:スタイリスト私物 ろっこやオリジナルデザイン一方付けきもの Ascension<アセンション>bright ポピー、アンスリウム、ユーカリの四季の植物のシルエットを象徴的に描いた振袖 地紋には銀糸が織り込まれ、上品な風合いを演出。柔らかいカラーの中に瑞々しいターコイズブルーの差し色が映えます Ascension<アセンション> ・・・ 上昇/昇天 生い茂る草花が天に向かって上昇。”これからの人生をさらに上昇させていく” との願いも込められています 描かれたモチーフの花々の中には、毒を有するものも。また、使い方によっては薬にもなります 両極端な特徴はミステリアスな魅力を内包し、纏う人の美しさをひきたてます ROCCOYA Style 03 -...

ろっこやの振袖スタイリング3ルック! 成人式、卒業式や式典など・・・。ハレの日を飾る<振袖>をろっこや流にスタイリング Styling byハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている ー今回のスタイリングコンセプトは? ろっこ クールモダンに"ハレの日を自分らしく" 最近の振袖は、伝統的な古典柄から、モダン柄など多様化していますが、華やかで可愛らしいものが主流。 でも、お洋服やヘアメイクの好みは十人十色。ということは、振袖をクールに、オトナっぽく”自分らしく”着たい!というお嬢さんもきっと多いはず。 上品なピンク、モダンな付け下げ柄、クールな色無地・・・ 帯結び、ヘアメイクや小物も含めたこだわりを是非チェックしてください♪ モデルを務めてくれたのは、アンティークきものや珠玉の現代きものを扱う人気のショップ「雅星本店」のリンちゃんまさに凛とした着こなしを魅せてくれました! ROCCOYA Style 01 - Baby Taj<ベイビータージ> ろっこ 上品で可愛らしいピンクを、甘くなり過ぎない”ブラック”でひきしめて 銀河のように流れるアラベスクのグラデーションが美しい、エキゾチックなピンクの振袖 ふっくらと淡い色の半衿、帯、帯揚げで淡く優しい色合わせにしつつも、伊達衿、帯締め、草履にブラックをあわせてぐっとひきしめて 帯結びは、ヒダをたっぷりとってふわりと可愛らしく。モダンなダイヤ柄の兵児帯とゴールドのしごき兵児帯を2本つかって華やかに 半衿は 上品かつ可愛らしいアイテムが豊富なTSUBAKIANさんのチュールアラベスクを使用 ヘアスタイルは、シンプルな一つ結びにお花のワイヤーを巻き付けて。 丸みのある可愛らしい花々の蔦が美しい黒髪を飾り、まるで絵本に出てくるお姫様のようなロマンティックな印象に メイクは、イメージだけお伝えしてリンちゃん本人にお任せ。目元は凛としてクールに、白雪姫みたいに真っ白な肌に映えるピンクのリップで愛らしく 振袖:Baby Taj<ベイビータージ> 兵児帯:Dia<ダイア>ベージュ しごき兵児帯:木目 ゴールド 草履:エナメル四段重ね:オニキス 半衿:チュールアラベスク ※TSUBAKIANさんの半衿/ろっこやでのお取り扱いはありません その他小物:スタイリスト私物 ろっこやオリジナルデザインの振袖<ベイビータージ> 柔らかいペールライラックのグラデーションに宝石のような色合いの差し色が華やかさと繊細さを演出 兵児帯やしごき兵児帯をあわせてカジュアルに可愛らしく、正絹の丸帯や袋帯をあわせれば厳かな印象になります ベイビータージとは、インドの有名なタージマハルの元となった建物の名前 白大理石の壁にアラベスク文様 紅玉、碧玉、ラピスラズリ、オニキス、トパーズなどの宝石がちりばめられた、 豪華なムガル建築のレリーフや彫刻の繊細さはタージマハルを凌駕する美しさ その文様から着想を得て絵羽模様にデザインしました荘厳ながら、ところどころに散りばめられた丸いモチーフには可愛らしさもあります ROCCOYA Style 02 - Ascension<アセンション>night ろっこ 現在進行形のクラシカルモダン・差し色で女性らしさをプラス 深い闇夜を植物たちが生長し昇っていくデザイン・緑と黒のぼかしがモダンな振袖 帯、帯揚げ、帯締めを黒系でスタイリッシュにまとめて、半衿、足袋はあえてシンプルに真っ白に、メリハリをつけて足元には、ゴージャスな蒔絵が施された畳表のこっぽり下駄で、クラシカル×モダンを融合 帯結びは、文庫結びアレンジでシンプルに、質感を魅せて。黒×銀の博多帯としごき兵児帯をからませて 帯揚げ、帯締めはふっくらとした古典的な絞りと丸ぐけですが、色が黒なのでクールモダンな印象に ヘアスタイルは、前髪を揃えた黒髪ボブ。あえて髪飾りはつけていません ショートカットの襟足に、白い首がすっと映える、丸く抜いた衣紋。これ以上装飾する必要があろうか、否、と。 若いお嬢さんはもうその存在がお花のように瑞々しく華やかなので、ここではシンプルに潔く メイクは、涼し気な目元に、鮮やかな赤紅色のリップで印象的に全体的にマニッシュなカラーのスタイリングですが、ポイントに赤を差すと、ぐっと色っぽく♪ 振袖:Ascension<アセンション>night 博多帯:ADEL<アデル>黒×銀 しごき兵児帯:木目 ブラック その他小物:スタイリスト私物 ろっこやオリジナルデザインの振袖<アセンション> ポピー、アンスリウム、ユーカリの四季の植物のシルエットを象徴的に描いた振袖 地紋には銀糸が織り込まれ、上品な風合いを演出。黒、灰色がかった深緑の暈しの中に鮮やかなマゼンタの差し色が映えます Ascension<アセンション> ・・・ 上昇/昇天 生い茂る草花が天に向かって上昇。”これからの人生をさらに上昇させていく” との願いも込められています 描かれたモチーフの花々の中には、毒を有するものも。また、使い方によっては薬にもなります 両極端な特徴はミステリアスな魅力を内包し、纏う人の美しさをひきたてます 色違いの<bright>もございます♪ ROCCOYA Style 03 -...

ろっこやのメンズきもの 夏のスタイリング6ルックが完成! ゆかたや、単衣として秋口まで着られる綿麻きもの。涼やかな洗えるきものを正統派から洋装ミックスまで、 それぞれのスタイリングのポイントをチェック! Styling byハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている ー今回のスタイリングコンセプトは? ろっこ 綿麻きもの<Mythology>シリーズは、洋装ミックスでエキゾチックに 逆に注染ゆかたは、着かたはシンプルに アイテムが少ない季節ならではの、足し引きにこだわり、ふり幅を大きくスタイリングしました スタンダードからパリピまで、様々なバリエーションをお楽しみください♪ ROCCOYA Style 01 - 播州織 Mythology Ash ろっこ インテリジェンスと清涼感あふれるモノトーン 帯締めをプラスしてほんの少し”ハズし”を パリッとした白シャツにアッシュグレイの綿麻きもの。サマースーツのようなイメージですっきりと 足元はカジュアルにサンダルだけれど、レザーの質感できちんと感をもたせて 古代の壁画のようなタッチのメンズ兵児帯に、ブラック×シルバーの帯締めをアシンメトリーに結んで ”マジメすぎない”ハズしでオトナの余裕を きもの:播州織 綿麻:Mythology<Ash> メンズ兵児帯:mural<ミューラル> 帯締め:冠組リバーシブル:さきがけ<銀×黒> その他小物:スタイリスト私物 ろっこやオリジナルデザインのMythology文様を綿麻ジャガード織で表現 一般的なダマスク柄は植物、果物、花柄などを使って繋がったように繰り返すデザインですが Mythologyのダマスク柄は、少し毒のあるモチーフ ガスマスク、フラスコと炎、ヘビとネズミ、注射器・・・近づいてよく見ないと気付かない、密やかなオトナの遊びゴコロがあるきものです ROCCOYA Style 02 - 播州織 Mythology Navy ろっこ テーマは<アメカジウェスタン>きもの以外はすべて洋装アイテム! アメリカンカジュアル(American Casual)とは、ジーンズ、スニーカー、シャツなどシンプルで着やすく、動きやすいラフなファッション 白Tシャツの上にさらりときものを纏って、帯代わりにレザーのバックルベルト・腰にチェックシャツ・テンガロンハット・・・ ウェスタンアイテムをミックスしてワイルドに♪ きもの:播州織 綿麻:Mythology<Navy> その他小物:スタイリスト私物 深い艶感ネイビーカラーのきものは、アメカジの定番”ジーンズ”のように包容力抜群 帯もベルトを巻くだけなので、カンタン&楽ちん!腰に巻いたチェックのシャツが絶妙なアクセントに◎ きものに興味があるけど何から揃えれば・・・という方でも、気軽にチャレンジできちゃいます♪ Mythology綿麻きものは、兵庫県西脇市で特産とされる<播州織> 200年以上の歴史と伝統を誇る先染め織物で、...

<ろっこや×TSUBAKIAN>コラボ 2020年春夏コレクション! ろっこやオリジナルデザインのきものを ろっこや・TSUBAKIAN2つのブランドがスタイリング 同じきものを、同じモデルで 異なるアプローチで「魅せる」 モデルを務めたのは、TSUBAKIAN モリタマミさん それぞれのテーマやポイントをインタビュー! ろっこやハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている TSUBAKIANモリタマミ(以下マミ) スタイルアップコンサルタントとして、パーソナルカラー、骨格診断、着付レッスン、ポージングレッスンなど、なりたい自分になるサポートを行う オリジナルブランド〈TSUBAKIAN〉では、美しい装いを心がける をコンセプトに、デイリーに使えるアイテムを取り揃える ー今回のそれぞれのブランドのスタイリング、コンセプトは? ろっこ ろっこやのコンセプトは<モダンスタイル>色味を抑えて艶を引き出す 新作レースきものに、注染ゆかた。今回はすべてスモーキーカラーを使用しています クラシカル、エレガント、クール。それぞれにテーマがありますが、共通項は色味を抑えた<オトナモダン> パーティルックからシンプルな夏のお出かけスタイルまで、都会的で洗練さたスタイルを提案いたします♪ マミ TSUBAKIANのコンセプトは<オトナの夏>プラスの質感で遊ぶ 絶妙なバランスで「可愛すぎない大人ライン」に仕上げられたレースきものや、ニュアンスカラーのゆかた TSUBAKIANの半衿や帯、ショール、ヴィンテージハットなどをあわせて、質感にアクセントをつけています 今回もルックごとにヘアメイクをかえ、様々なテーマに挑戦しました ー2ブランド計6パターン・各スタイリングの詳細をお聞かせください ROCCOYA Style ー Mature Pastels ろっこ クラシカルなアイテムをあわせて上品な”オトナパステル” 爽やかな春夏の、少し霞がかったようなパステルカラーのレースきもの 何度も何度も試染を重ね、生地を厳選してやっとできた新作です。 あわせる小物をアンティークベージュで統一して、クラシカルモダンなドレス仕様に インナーにはレースシャツをあわせて。レースの襟がちゃんと右前になっているんです♪ 帯は、大海をゆらりと泳ぐウミガメの正絹名古屋帯 ろっこやオリジナル帯結び<フロッセ結び>(バッファロ結びアレンジ)で、ひだをたっぷりと 帯締め帯揚げは、きものの存在感を引き立てるよう、同系色の柔らかいカラーで統一 繊細な細工の髪留めをレースのリボンとあわせてチョーカーに。トークハットとの組み合わせで華やかなパーティにも◎ ヘアは、モダンガールなボブ。私、マミさんにこのウィッグをあわせるのが好きみたい(笑)過去の撮影でも必ず使っています。首やあごのラインがきれいに見えて、凛としていて大好きなんです!メイクは、きりりと目元を切れ長に、シャドウもリップも深みのあるボルドー系 マミさんとの撮影では、ついつい乙女心が爆発して、レースをよく使います。ただし、キュートになりすぎないように、足し引きのバランスはしっかりと!艶とコントラストをつけて、バランスをとっています きもの:Mosaic Lace<モザイクレース> 名古屋帯:モアナ カメ その他小物:スタイリスト私物 TSUBAKIAN Style ー POP&Girlish マミ ポップ&ガーリッシュスタイルで可愛らしく このきものを見たとき、「絶対わたし似合うやん!」と確信(笑)ベースの色味は爽やかで優しくて、モザイク模様にはくすみウォームカラーも入っているから、きりっとシンプルにも、思いっきり可愛くも寄せられる、振り幅の広いきもの。 今回は、思いっきりポップ&ガーリッシュに。あわせるアイテムをスモーキーなピンク×黒の甘辛ミックス配色でまとめて統一感を ピンクのプリーツ裾よけと、TSUBAKIANの兵児帯を#帯結ばない帯結び※ アレンジのコルセット風結び・ダブルペプラムで動きを出して。ペプラム(peplum)とは、きゅっと絞ったウエストから裾部分がフリルなどで広がったデザイン。1940~50年代に流行したドレッシーな洋装スタイルを和装で表現♪ 女性らしいカーヴィなシルエットにするために、あえて補正・帯板を抜いています。こうすることで、子供っぽくならない「オトナガーリー」な仕上がりに #帯結ばない帯結び※ ・・・ 大阪で着付け教室を主宰するayaayasさん考案の帯結び TSUBAKIANの新作半衿・フォークロアボーダーできものとトーンを揃えて、写真では見えにくいのですが、タツノオトシゴとサンゴのイヤリングをあわせて(ろっこちゃんの私物( アクセサリー作家 Conoco さん )をお借りしたもの。モザイクレースのろっこやスタイリングで使うつもりだったそうだけれど、あわせてみたらTSUBAKIANスタイリングのほうがしっくりくるね、となり急遽変更(笑)) ヘアメイクや半衿の色味にもマッチして、よりマリンな感じになりました♪ メイクはスモーキーピンクを基調に。リップの色の名前が「ビンテージオーシャン」と、これまた今回のスタイリングにぴったりすぎるという、偶然の奇跡! ヘアスタイルは、アッシュピンクのふわふわウェーブにスモーキーブラックがシックなベレー帽でコントラストをつけて きもの:Mosaic Lace<モザイクレース> 半衿:フォークロアボーダー 兵児帯:mizutama ピンク その他:スタイリスト私物 ROCCOYA Style ー Elegant ろっこ アイテムは少なめに・涼やかで上品に 都会的なペールトーンの注染ゆかた この色味は、クール系の方にも、キュート系の方にも、男性にも着こなしていただけるような絶妙なペールグリーン。コーディネート次第で様々な変化を楽しむことができます。 今回のスタイリングでは、すっきりと上品に。 可愛らしいサマーハットや厳選したアイテムでドレスアップ ハットの飾りには帯留を、帯飾りにはショールクリップを使っていますどちらもクレイアート和装小物のhanamameアイテム。もちろん本来の用途でもGoodです♪ 帯結びは、<後見結び(こうけんむすび)>アレンジ ふっくらとした織りと艶感が美しいエレガントな兵児帯を、キリっと格好よいカタチに ヘアスタイルは、イタリア製の涼やかで可愛らしいサマーハットを主役に、控えめのシニヨン。 深めに帽子をかぶり、目元を隠すことでミステリアスな魅力がうまれ、ベージュボルドーのリップがより印象的に映えます 注染ゆかた:Celtic<ケルティック>ペールグリーン 兵児帯:グラース ベージュ その他:スタイリスト私物 TSUBAKIAN Style...

photo editing by Indigruve Design ろっこやのメンズきもの スタイリング5ルックが完成! 木綿やポリエステルの洗えるきものを洋服感覚でカジュアルに楽しんで。 それぞれのスタイリングのポイントをチェック! Styling byハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている ー今回のスタイリングコンセプトは? ろっこ クールからアクティブでキュートなイメージまで、きものごとにがらっと変えました 洋装アイテムとの組み合わせもふんだんに それぞれの小物使いにも是非ご注目ください♪ ROCCOYA Style 01 - Deep Bliss Slate ろっこ トータルでは落ち着いたイメージだけれど、煌びやかな兵児帯をあわせて<片ばさみ>でスタイリッシュに 首元はタートルネックのようですが、よく見ると黒の正絹帯揚げをスカーフがわりに巻き、シルバーのタイピンで固定しています 足元はグレーの色足袋・エナメル草履でスッキリと マットなモノトーンの中に艶のあるアイテムをプラスして、粋な“こなれ感”を きもの:Deep Bliss<ディープブリス>Slate 兵児帯:ヴォリュート ブラック その他小物:スタイリスト私物 足長効果もある立涌文様のきもの”DeepBliss” 麻の葉・青海波・雲・・・日本の伝統的な吉祥文様の中に、よく見ると アイルランドの伝統文様”ケルティック”、脳内幸福物質”セロトニン”が描かれています 見つけられました?和の文様の中にも意外に馴染んでいるでしょ(笑) アイルランドの伝統文様 Celtic knot<ケルティック ノット>は、 一本の紐がループするデザインで、”永遠”や”調和”などを意味する吉祥文様和の文様にも通じるところがあり、ろっこやのオリジナルデザインの中にはケルティックノットがよく描かれています ”DeepBliss” は、"深い喜び・幸福"という意味。幸福感を促すセロトニンは、広義では吉祥文様と捉えていいかもしれません(笑) ROCCOYA Style 02...

"バッファロ結び”とは? "角だし結び”を長さたっぷりの兵児帯でアレンジした、ろっこやオリジナルの兵児帯結びオトナっぽくてシンプルだけど、一味違う。そんな帯結びをお教えします♪ まずは、基本形をマスターしましょう! 用意するもの 兵児帯 三重紐 クリップ(洗濯バサミでも可能)3~4個 帯板 帯締め 帯揚げ ①お太鼓面(バッファロの顔)を作る 先にお太鼓面を作ることで、最後に背負うだけのカンタン仕様に! 表に出したい太鼓面を上にして、タレ先を約80cm(帯の上線~ひざの長さ) 折り返す ★タレ先の長さは体系にあわせて適宜調整 ②三重紐とクリップをセット 帯山になる部分を固定 帯山から外れないように、約10cm余裕を持たせた所の一番下に三重紐をセットし、 兵児帯をくるむようにしてクリップを上から仮留め ★重ねた帯地がずれないように、布目を正して セットが完成したら、あとは巻いていくだけ♪ ③テ先を多めに、二巻き テ先を約90cm取って、兵児帯の幅を半分に折り、ゆるみのないよう胴に二巻きする ★テ先を多めにとるのは、あとで帯の中に入れた時にふっくらと張りをもたせるため ④テとタレの根元をねじる 緩みのないように後ろでテとタレを交差してねじる ★結ぶ・仮紐で固定するなど、慣れたやり方があればそちらでもOK ⑤テ先を前にクリップで留める ねじったテ先を前に回しクリップで仮留めしておく ★緩みのないように ⑥背負う ②でセットしたお太鼓を背負う 三重紐の端を両手で持ち、背負う 三重紐を前に回して結んだら、帯山のクリップを外す ★帯山のクリップを外し忘れないように ★結んだ三重紐は緩みのないように ★帯揚げを入れる際は結んだ三重紐の上からかぶせるようにして入れる ⑦帯締めセット 胴に巻いた帯の下線から約15cm下がった位置に帯締めをあて、タレ先の長さも約15cmに決める ⑧帯締めを持ち上げて締める 帯締めを胴に巻いた帯の下線 約5cm上につけて、両端を斜め上に持ち上げ、帯締めを結ぶ ⑨テ先を入れ、テとタレを整える ⑤で仮留めしておいたテ先を折り返して二重にし、中に入れる ★テ先を二重にすることでふっくらとした張りが出る ★テ先はお太鼓から両端約3cmほど出す ★中に入れたテは斜めにして角度をつける 完成!! "バッファロ結び”基本形が完成! アレンジは無限大♪ 基本形をマスターしたら、アレンジに挑戦♪ リバーシブルで見せたり、帯の2 本使いなど、もっと詳しく知りたい方は、ろっこやスタジオにてレッスンも開催中!是非ご参加ください♪ 帯結びレッスン開催中!詳細はこちらから♪ 見えてもオシャレなギンギラ三重紐はこちらから♪ デザインや質感も様々な兵児帯一覧はこちらから♪ ...

2つのブランド代表が考える「きもの」「スタイリング」への思い ヘアメイク、着付け、カラーバランスで「なりたい自分」に ろっこやのオリジナルデザインきものを、ろっこや・TSUBAKIAN2つのブランドがスタイリング それぞれの代表が捉える「きもの」「スタイリング」への思いをインタビュー! ろっこやハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている TSUBAKIANモリタマミ(以下マミ) スタイルアップコンサルタントとして、パーソナルカラー、骨格診断、着付レッスン、ポージングレッスンなど、なりたい自分になるサポートを行う オリジナルブランド〈TSUBAKIAN〉では、美しい装いを心がける をコンセプトに、デイリーに使えるアイテムを取り揃える ー<ろっこや×TSUBAKIAN>対談 前篇では、コラボ撮影スタイリングのポイントやテーマについてお伺いしました。 ー対談 後篇では、着付け・メイク・パーソナルカラーなどについてお伺いしたいと思います! ーまずは、「着付け」について。衣紋(えもん)の抜き具合や、衿あわせ、帯位置などで印象が随分と変わりますが、それぞれの拘りは? きもの:Ascension<アセンション>night/兵児帯(左:ろっこや):ヴォリュート ブラック/兵児帯(右:TSUBAKIAN):ゴシックレース スカラップ有り ろっこ 一般的には、「こぶし約一個分抜く」と言われる 衣紋(えもん) ろっこやスタイリング(左)では巨人のこぶしレベルで(笑)がっつり抜きました! きらきらと輝くラインストーンのY字チョーカーをあわせることで、妖艶だけれど下品にはならない、よいバランスになったのではないかと♪ マミ ほんと、ぜんぜん違う!(笑) 普段ここまで衣紋を抜くことがないので、最初は絶対ムリ!似合わんやろ~と思っていたんですが、 仕上がってみると、「ええやん!」となりました(笑) TSUBAKIANスタイリング(右)は、すっきりと上品、スタンダードな着付けを。帯位置と、帯結びの大きさのバランスも重要ですね 帯締め(左:ろっこや):銀糸織り込み:黒/半衿(右:TSUBAKIAN)チュールペイズリー 黒×オフ/帯揚げ(右:TSUBAKIAN):ボーダーレース カシス ろっこ ろっこやスタイリング(左)では、衿あわせはクールな縦長ラインにしつつも、「姐さん感」が出すぎないように帯を胸高に締めて、 首まわりの肌を多めに見せる分、手元はエレガントなグローブで肌色面積を減らしてバランスをとっています マミ TSUBAKIANスタイリング(右)では、半衿をたっぷり見せたいので、衿幅を広くゆったりと、喉のくぼみにあわせて、きちんと感を出しました レースの帯揚げは端がスカラップになっているので、あえて見せる結び方で、蝶々のようにひらりとエレガントに♪ ー可愛らしく見せたい時は逆に衣紋を控えめに抜けばいいんですね きもの:Deep Bliss<ディープブリス>Desert/兵児帯(左:ろっこや)Dia<ダイア>ベージュ/兵児帯(右:TSUBAKIAN)フォギーローズ レッド ろっこ カジュアルで瑞々しいイメージにしたい時は衣紋を控えると可愛らしく♪ もともと「首に施した化粧がつかないように」衣紋を抜いた、という説があるので、 控えめにすると「化粧をしない少女」のようにガーリーな印象になります マミ そうね、卒業式など、お嬢さんの袴の着付け依頼の時は、衣紋を控えることが多いです 年代や、好み、体系によってもかわりますし、「こぶし約一個分」という現代のスタンダードを抑えつつ、足し算と引き算のバランスが大事ですね! ーヘアメイクについて。色や質感のもつ印象の違いを、どのように表現したのでしょうか きもの:Ascension<アセンション> bright//兵児帯(左:ろっこや):ラメドット アイボリー/ファーショール(右:TSUBAKIAN):エクリュ ろっこ たとえば、きもの:Ascension<アセンション> brightのヘアメイク ろっこやスタイリング(左)のキーワードは「黒髪」「ボルドー」「マット」 黒髪にフィンガーウェイブ メイクはラインをはっきりと、シャドウもリップもボルドー系・質感はマットにして、 知的でミステリアスな印象をイメージしています メイクは、全てマミさんご本人にお任せ。 イメージだけ先にお伝えしたのですが、こちらの意図を汲み取ってパーフェクトに再現してくださいました! マミ TSUBAKIANスタイリング(右)のキーワードは「茶髪」「ゴールド」「艶」 茶髪のぱっつん前髪、メイクはゴールドを基調として、チーク、リップは艶のあるローズピンク 柔らかさと華やかさのあるイメージで。ヘーゼルのカラーコンタクトも入れています 「なりたいイメージ」を髪の色、目の色、メイクの色・質感(マットorシャイニー)で、自分にどうあわせていくか、という過程はとても大切です ー「なりたいイメージ」について、 最近、「パーソナルカラー診断※」がメイクや洋服などの広告でも多く見られます ーモリタマミさんは7年以上前からパーソナルカラー診断、骨格診断などのコンサルタントとしてご活躍ですが 似合う色と、似合いにくい色との「バランス」はどのようとったらよいでしょう? ※パーソナルカラー・・・その人の持つ肌や瞳、髪の色などにマッチした色味のこと マミ 色のトーンを「春・夏・秋・冬」の4パターンにわけ、 さまざまな色の布地を肌にあてて、肌や瞳、髪の色などから自分の得意な「パーソナルカラー」を発見します 時々誤解されることがあるのですが、「得意な色を発見する」=「それ以外は似合わない」ということでは決してありません 大切なことは、自分の色をどう料理していくか カラーだけではなく骨格(ライン)からの検証も取り入れることで、得意な素材感・柄デザインなどもわかり、 たとえば、挑戦したい色のきものに、得意な色の半衿をもってくるとか、工夫次第で自分に寄せる事ができます ろっこ ご自身の得意な色や柄を見つけた上で、挑戦も含めて色々な可能性を楽しんでいけたら最高ですね 今回の撮影では、モリタマミさんを通じて、「自分もこんな感じになりたい・自分にはこういう感じが似合うかも」と、 少しでも参考になれば幸いです ーご自身がコーディネートを組む時・ヘアメイクや着付けを考えるときに大切にしていることは? ろっこ 自分のきものコーディネートの時は「色」の取り合わせが過度にならないように、 メイクもやりすぎると怖くなるので(笑)最近は控えめにしています 撮影の際は 、夢や妄想をぶつけます!自分では表現できないような甘い世界も含めて、楽しませてもらっています きもの:Deep Bliss<ディープブリス>Desert/兵児帯:Dia<ダイア>ベージュ ろっこ ヴェールをふわっとさせるのもとっても楽しかった!私の中の乙女大爆発です(笑) マミ 自分でコーデを決めるときは「今日はこんな感じで!」とテーマを決めてから着物や帯、小物を選びます あとは撮影のテーマ、ポイントとほぼ同じで、ヘアメイクからしっかりバランスを考えます ろっこ 洋服と一緒で、「好きなもの」「似合うもの」「挑戦したいもの」「TPOにあわせること」 このバランスをうまく組み合わせて、きものをもっともっと楽しんでいこう!という提案はこれからもしていきたいと思います その時はまたマミさん、モデルお願いしま~す! マミ ろっこやさんとの撮影では、自分では普段考え付かないようなスタイリング提案や発見があって、燃えます(笑) クールからキュートまで、「なりたい自分」への挑戦と、発見。 次回はどんな撮影になるかな~!?どうぞお楽しみに♪ ーありがとうございました。最後に、<ろっこや><TSUBAKIAN>について、お互いにご紹介をお願いいたします ろっこ アイテム一つで着姿がブラッシュアップするTSUBAKIAN カラーコンサルタントでもあるモリタマミさんならではの色展開で、どんな人でも必ず似合うアイテムが見つかる、というところが魅力だと思います ブランドの印象は全く違うように見えるかもしれませんが、 ろっこやのアイテムにTSUBAKIANの半衿や帯揚げ・ショールは相性抜群! さらに「キュート」「ガーリー」「ポップ」など、可愛らしいアイテムも沢山あるので、お客さまへのコーディネート提案の幅がとても広がります TSUBAKIAN Webshop / instagram / twitter / facebook マミ 上品さと格好良さのバランスが絶妙! オンとオフ、どちらも品揃えが万全で、大人の女性の「お洒落に着物を着たい」という願いを叶えてくれるブランド 上品さと格好良さのバランスが絶妙! 色に敏感なイメージ。 色に対する考え方が繊細で大好きです! 店主のろっこさんが仕立ての知識を十分持っておられるので、安心してお仕立てをお願い出来るのが嬉しい ろっこや Official HP / Webshop / instagram(公式) /instagram(スタッフ日常) / twitter / facebook 撮影したきものや帯などの特集ページはこちらから♪ ...

2つのブランド代表が考える「きもの」「スタイリング」への思い 同じきものを、同じモデルで 異なるアプローチで「魅せる」 ろっこやのオリジナルデザインきものを、ろっこや・TSUBAKIAN2つのブランドがスタイリング それぞれの代表が捉える「きもの」「スタイリング」への思いをインタビュー! ろっこやハミルトンヒロコ(以下ろっこ) 伝統とモダンを融合させたデザインが人気のきものブランド〈ろっこや〉代表 前職は美容師として雑誌やショーなどのヘアメイク・着付を手がける 「その人の持つ魅力を引き出す」ことをモットーとしている TSUBAKIANモリタマミ(以下マミ) スタイルアップコンサルタントとして、パーソナルカラー、骨格診断、着付レッスン、ポージングレッスンなど、なりたい自分になるサポートを行う オリジナルブランド〈TSUBAKIAN〉では、美しい装いを心がける をコンセプトに、デイリーに使えるアイテムを取り揃える ー今回のそれぞれのブランドのスタイリング、コンセプトは? ろっこ ろっこやのスタイリングコンセプトは<フラッパースタイル> <フラッパー>とは、1920年代に欧米で流行したファッションスタイル 「新しい女性」という意味の造語です 戦後の混乱した時代に、「女性とはこうあるべき」という抑圧から解放された 「ファッションは自分のためのもの」という女性たちのムーブメント その革命的な強さと美しさを、きもので表現できないかな、と 潔いショートヘアにヴィンテージのヘッドドレスやヴェール・モダンなクロッシェやビーズ まるでドレスのような印象のラインを描いてスタイリングを完成させました マミ TSUBAKIANスタイリングは、コンセプトは特に決めず。きものを軸にイメージを膨らませて 今回の撮影で使用するきものは、シックでニュアンスのあるカラー そこから「エレガント」や「女性らしさ」のイメージを膨らませて、 TSUBAKIANの半衿や帯、ショール、お気に入りのヘッドドレスやヴィンテージハット・ビーズバックなどをあわせてコーディネート キュートなイメージからオトナのパーティコーデまでが出来上がりました ー2ブランド計6パターン・各スタイリングの詳細をお聞かせください ROCCOYA Style ー Gorgeous ろっこ ドレスのようなゴージャスさ・煌びやかなシルエット フラッパードレスのマテリアルとして特徴的な<ビーズ装飾>を、裾飾りとして使用 きものを短めに着付けて、ドレスを重ね着しているかのようなゴージャスで美しいシルエットを描いて 帯結びは、兵児帯としごき兵児帯を2本使い ドレープをふんだんに、ドレスのバックスタイルのように しごき兵児帯は垂らしてお引きずりスタイルでも素敵ですが、 現実的には移動ができないので(笑)、リボンにして床すれすれの長さに調節すればパーティにも◎ メイクは、目元を切れ長に、シャドウもリップもボルドー系にして、知的でミステリアスな印象に ヘアは、フィンガーウェイブに羽根をあしらったクロッシェで1920年代のモダンスタイルを踏襲 クロッシェは、なかなか理想のものが見つからなかったので、ゴールドやブラックの羽根を買ってきて、私が夜なべして縫い付けました(笑) きもの:Ascension<アセンション> bright 兵児帯:ラメドット アイボリー 半衿:ギャラクシー 草履:エナメル四段重ね:オニキス しごき兵児帯:マッド(※過去完売) その他小物:スタイリスト私物 TSUBAKIAN Style ー Ecru マミ 冬の華やかな装いをエクリュカラーで ろっこやのきもの Ascension<アセンション> brightは、ニュアンスのある上品なカラー フォーマル感もある一方付け下げになっているので、 同系色で上品にまとめつつ、ファーショール、ハイヒール草履、革手袋、ビーズバックをあわせて 華やかな<冬のパーティスタイル>に仕上げました TSUBAKIANのアラベスク半衿・グリーンで顔周りに透明感を出しつつ、 イヤリングのマットな質感でクラシカルに アイメイクはゴールドを基調として、チーク、リップはローズピンク ヘアスタイルは、ぱっつんの前髪に、ろっこちゃんのスタイリングテーマ<フラッパー>ともリンクする 1920年代のヴィンテージハットがポイント きもの:Ascension<アセンション> bright 半衿:チュールアラベスク半衿 グリーン ファーショール:エクリュ その他:スタイリスト私物 ROCCOYA Style ー Cool ろっこ 闇夜に輝くミステリアスな魅力 きものや帯のスタイリングはシンプルに 色味を抑えてクールに 帯結びは、ろっこやオリジナルの<バッファロ結び>(角だし風アレンジ) シルバーに輝く華やかな兵児帯なので、質感をみせるためシンプルな帯結びとして、 着付けとアクセサリーで豪華さをプラスしました 普段のマミさんの着付けとは全く違う、大胆に抜いた衣紋と衿あわせ マミさんは最初「こんなに抜くのん!?絶対似合わない!」と難色を示していましたが、(笑) Y字に流れるラインストーンのチョーカーの絶妙なバランスが美しいラインを描いて、とってもドレッシーな後ろ姿に! メイクは、Ascension<アセンション>brightの時と同じく目元を切れ長に、 シャドウもリップもボルドー系にして、知的でミステリアスな印象に ヘアは、フィンガーウェイブにシルバーの華奢なヘッドドレスを飾って、黒髪の艶感がよりひきたつように きもの:Ascension<アセンション>night 兵児帯:ヴォリュート ブラック 帯締め:銀糸織り込み:黒 草履:イタリアンレザー型押し:モスアゲート その他:スタイリスト私物 TSUBAKIAN Style ー Elegance マミ ベリーショートに大振りのヘッドドレスをオンして艶っぽく ろっこやのきものAscension<アセンション>night こちらはこっくりとした闇夜をイメージしたカラーなので、格好良いコーディネートはもちろんあうけれど、 ポイントで入っているマゼンタの花の色には女性らしい艶っぽさがあります TSUBAKIANスタイリングでは、そこにレースの兵児帯、半衿、帯揚げやイヤリングをあわせて、<エレガンス>を表現しました メイクは、コーディネートのカラーにあわせて<ボルドー>を基調に ヘアは、マニッシュになりがちなベリーショートに、あえて大きな花のヘッドドレスをあわせて艶感を きもの:Ascension<アセンション>night 兵児帯:ゴシックレース スカラップ有り 半衿:チュールペイズリー 黒×オフ 帯揚げ:ボーダーレース...